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目的別借り換えパターン

昔は借り換えの目的といえば主に毎月の返済額や総返済額を削減するために行っていました。

ですが最近はそれ以外でも借り換えの目的が出来てきました。


将来の金利上昇リスクを抑える

住宅ローンを借り入れた当初は住宅ローンについてほとんど知らず、金利上昇によるリスクも知らなかったという方は結構います。

そのような方は、金利が上昇局面に入りますと今後の返済に不安を感じざるをえません。

そういった場合、金利上昇のリスクを減らすためには残りの返済期間を固定金利の住宅ローンに借り換えたほうがいいでしょう。

借り換える住宅ローンの金利タイプは固定金利型か、返済期間が15年以内でしたら固定金利選択型でも大丈夫です。

しかし、固定金利型に借り換えてしまうと毎月の返済額が上がってしまう場合がほとんどです。

固定金利型の金利では返済が難しいという場合は次善の対策として返済期間の長い固定金利選択型への借り換えが考えられます。

ただしその場合は固定期間の終了後の金利上昇リスクを減らすために固定金利期間の間に資金をためて繰り上げ返済の準備をしておくべきでしょう。


固定金利型から固定金利型に借り換え

これはもともと固定金利型で借りていた人がまた固定金利型に借り換えるというパターンです。

金利のより低い固定金利型タイプの住宅ローンに借り換えることで総返済額を抑える目的でおこないます。

昔は借り換えでメリットが出るかどうかの目安の一つに「金利差が1%以上」というものがありましたが、最近では、保証料不要の住宅ローンなどが出てきていますのでそういった住宅ローンに借り換えた場合1%以下でもメリットは十分あります。


固定金利選択型から固定金利選択型に借り換え

固定金利選択型から固定金利選択型に借り換える場合は残りの固定金利の期間を同じかもしくは長くとって金利上昇によるリスクを抑えなくてはいけません。

例えば最初固定期間が15年のものを借りて12年経過し、固定期間が残り3年の状態で固定期間3年の住宅ローンに借り換えをすればのこりの固定期間は変わりませんが残りの3年間の金利を引き下げることができます。

そして固定期間終了後も金利優遇があるので総返済額は以前の住宅ローンより抑えることができます。


金利優遇の幅がより大きい住宅ローンへの借り換え

金利優遇の幅がより大きい住宅ローンへの借り換えることにより、総返済額を抑えることが出来ます。

これが出来るのは変動金利型か、固定金利選択型を利用している場合です。

各金融機関の店頭金利はどこでもそれほど変わりません。

ですのでより金利優遇幅の大きい住宅ローンに借り換えることが出来れば総返済額を減らすことが出来る可能性があります。

ただ、このやり方は返済期間や住宅ローンの残高によっては諸経費を計算するとあまり効果がない場合もありますので、事前に計算することが大切です。


団信生命保険料別途負担の住宅ローンから保険料込みの住宅ローンへの借り換え


民間の金融機関では基本的に住宅ローンの金利に団信生命保険料が含まれているのですが、フラット35や一部の金融機関では団信生命保険料を別途徴収します。

団信生命保険料を別途徴収するタイプの住宅ローンを利用している場合、団信生命保険料が金利に含まれている住宅ローンへ借り換えることで総返済額を減らすことができる場合があります。


毎月の返済額を抑えるための借り換え

共働きだったのが片働きになったり、収入が下がってしまった場合。

もしくは子供の教育費が予想外にかかってしまったときなどの支出が増えてしまった場合。

毎月の返済額を引き下げることで返済負担を一時期下げるための借り換えです。

金利優遇では返済初期の金利優遇幅が大きくなる当初期間優遇タイプを選び、金利の低い短期の固定金利選択型で借り換えるなどといったことで毎月の返済額を一時引き下げられます。

ですがこれはあくまで一時の引き下げに過ぎません。

この期間に家計を立ち直らせる自信の無い方はまず、金融機関に相談するべきでしょう。


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