住宅ローン借り換え＠知識集

変動金利型

変動金利型

変動金利型とは半年ごとに金利の見直しが行われるタイプをいいます。

しかし金利は半年ごとに変わっても毎月の返済額は５年間固定となっている商品がほとんどです。

また６年目以降に返済額が上がったとしてもほとんどの場合、１．２５倍以上は上がらないというルールがあります。

ですので一般に思われているような返済額が一気にアップするということはありません。

ただ、金利上昇時には元金の返済割合が減ってしまうというリスクはあります。

変動金利型は他の金利タイプへの切り替えが比較的容易ですので、金利の状況を見ながら金利が上がった場合はすぐに他の金利タイプへ変更するという使い方もできます。

低金利期には変動金利型は低金利のメリットを十分享受できます。

しかし、住宅ローンの借り入れ額が多く、返済期間も長く、金利が上昇した場合に返済が滞る可能性があるような方は選択しない方が無難ではあります。

未払利息

未払利息とは変動金利型を利用していて金利が急激に上昇した場合、利息額が返済額を超えてしまうことをいいます。

未払利息になってしまうと毎月の返済を問題なくしていても元金部分の返済がまったくできず、利息部分の返済はどんどんたまってしまい総返済額が増えてしまいます。

ですので変動金利型を利用している時は金利を常にチェックしこの未払利息の状態にはならないように注意する必要があります。