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住宅ローンの借り換えとは現在返済中の住宅ローンを他の金融機関から新たに借入ることによって完済し、その金融機関の別の住宅ローンに新たに乗り換えることをいいます。
主に総返済額を軽減させるために借り換えを行うという方が多いのですが、単に金利の低い住宅ローンに借り換えることで必ずしも総返済額が減らせるというわけではありませんので注意が必要です。
借り換えにかかる諸費用やローンの残高、残りの返済期間、そして借り換える住宅ローンの商品内容をよく考慮して決める必要があります。
以前は借り換え時の目安は
・金利差1%以上
・残返済期間10年以上
・住宅ローンの残高1000万円以上
でなくては借り換えのメリットがでないと言われていましたが、今はさまざまな種類の住宅ローンが出ており、借り換え時の目安も必ずしも上記の条件に従わなくともメリットを享受できるケースが増えています。
まず、現在主要な住宅ローンとなっているフラット35へは残念ながら借り換えることができません。
そして借り換える場合、原則として借り換え後の住宅ローンの返済期間は現在の住宅ローンの残返済期間と同じ期間となります。
また、抵当権の設定の関係で複数の金融機関の住宅ローンを組み合わせて借入していた場合は一つのみでなくすべての住宅ローンを借り換えする必要があります。
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借り入れ期間は現在借り入れ中の住宅ローンの残存期間にかかわらず最長35年まで可能となっています。
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